ロシア奏法・重力奏法に基づいたピアノレッスン 池袋から2駅 有楽町線・副都心線 千川駅

ロシア奏法・重力奏法に基づくピアノレッスン
04 /03 2013
♦ロシア奏法とは♦

多くの一流ピアニストの演奏法である、ロシア奏法(重力奏法)に基づくレッスンです。(ロシアの作品のみを弾くための奏法ではありません。そもそものピアノの弾き方・技術です。)身体にとって自然で、かつ合理的な骨の動きと、それを支える筋肉を使う演奏法です。レガートを基本とした美しく歌うような音が特徴です。コントロールの利いた繊細なタッチで、豊かで深い響き、遠くまで届く研ぎ澄まされたピアニッシモ、多様な音色を生み出す奏法です。
ホロヴィッツ、アルゲリッチ、プレトニョフ、ソコロフ、ガブリロフ、ダン・タイ・ソン、キーシン、ラン・ラン、トリフォノフなど多くの一流ピアニストがこの奏法です。(国籍は関係ありません)


♦従来の奏法との違い♦

従来の日本の音楽教育現場に流通している「指弾き」(ハイフィンガー)は、手首を固定し、指の関節で支えて、まず指を持ち上げてから落とすという弾き方です。出てくる音の特徴としては、とても硬い音、そして音色の変化がありません。この弾き方は、指の運動量が異常に多く、指に頼った「指主体」の弾き方です。人によっては指が弱い、回らないと指摘を受け、自分は技術がないんだと思ってしまったり、無理に練習をして故障を招くこともあるのです。

対して、レッスンでお伝えしている ロシア奏法は、指を持ち上げる筋肉「伸筋」を使わず、物をつかむときに使う「屈筋」で弾く奏法です。この奏法は、上腕の重さを利用した重力奏法にも基づいています。指の上げ下げを行わないので、結果として指の運動量は軽減されます。とても楽で疲れず、まるで弾いていないような感覚です。それなのに、従来の弾き方よりも指が安定して、細かいパッセージなどがクリアに弾け、なおかつ、レガートで歌うような響きや音色のコントラストをつけることができるのです!


♦脱力の間違った解釈♦

 ピアノの教育現場では「脱力」が永遠のテーマとされています。最も大切なことは、「どこを脱力」するかにあるのですが、レッスンに来る生徒さんの多くが、脱力を間違った解釈で捉えている事に気が付きました。(ここでの脱力とは「ピアノを弾く上で有効に働く脱力」ということです。)

例えばとして、以下に2パターン記します。

1.手首を脱力し、指の関節を固めて弾いている状態⇒腕の重さが指に直接到達し、鍵盤を押し込んでしまう⇒響きが潰れます。詰まったような音になります。ある程度の強弱はつきますが、音に全く表情が付きません。音色のコントロールも不可能です。

2.肩や腕を固定し、手全体を脱力して弾いている状態⇒鍵盤の押し込みはありませんが、キースポット(鍵盤の深さ1センチの中にある音が鳴るスポット)を捉えられずに、音が浮き上がってしまいます。指と指の隙間から音が漏れていくようになり、音の密度が低い、いわゆる浮いた音に聞こえます。

どちらのパターンも、間違った解釈です。。。
正解は、支えるべく所は支え、脱力すべく所を脱力する
では、その「支え」とはどこか?「脱力」する場所は?(「支え」は緊張とは違いますよ!)


♦本当の重力奏法とは♦
重力なんだから、とにかく重さをのせればいいんだな!というのは間違いです。鍵盤には自動的に戻ってくる浮力があります。その浮力を利用して弾くのです。『鍵盤を押し込まず、しかし、浮き上がらずに弾く』わけですが、これを成すには、技術が必要です。

コントロールされた美しい音を出すためには、インナーマッスルを使います。中でも手の安定を目指すには《手のひらの筋肉》と《前腕の内側の腱の支え》が必要です。この《屈筋と腱》が育つと、手が安定し、指の鋭敏なコントロールが可能になっていきます。この安定により腕の重みを支えます。「上腕の重みを自然に落としつつ、前腕の下側と手の中で支えているという状態」=「脱力と支えの関係」 これこそが、本当の重力奏法です。

そして、これらのことと同時に、「耳の意識」を変えていきます。自分の出す音全てに耳を澄まし、耳で音を追っていく習慣をつけます。身体のコントロールと、耳をどう使うかは、常にセット。少しづつ使うべき筋肉や腱が発達し、音色が変わっていく段階で、耳もそれを追い求め変化をしていきます。不思議なことに、耳に意識が行くと、身体の無理な緊張が解け、いわゆる「ピアノ演奏にとって有効な脱力」が成功するのです!


音がゴツゴツしてしまう
レガートで弾けない
音が響かない
ピアニッシモのコントロールが効かない
過去の奏法では手に負担を感じる
指が回らない(と思っている・そのような指摘を受けている)
古典派・ロマン派でのタッチや音色の違いがわからない
フレーズの感じ方や呼吸がわからない
「〇〇な雰囲気で」「○○な音で」といったイメージはあるが、どう弾けばそのような音が出るかわからない


このような悩みを持つ方は、多いのではないでしょうか?
レッスンでは、奏法の指導と同時に、楽譜に書かれた音を立体的に読む方法や、フレーズの解釈、それに伴う呼吸や身体の使い方をピンポイントに レクチャー致します。


      ***レッスン室風景***


【レッスン料金】

◆  専門的に学びたい方・ピアノ教師の方向けのレッスン

90分: 7,000円 (1回) 

◆  ピアノ愛好家の方向けのレッスン

60分: 5,000円 (1回) 

◆  子供のためのレッスン
   
45分月4回 14,000円 (1回3,500円)
60分月4回 20,000円 (1回5,000円)



      ***待合室***


【所在地】

東京都豊島区千早3丁目
最寄り駅 メトロ有楽町線・副都心線 千川駅 3番出口 徒歩6分

レッスンご希望の方は、年齢性別・所持する楽器・ピアノ歴などをお書きの上、
yukiho.onozawa@gmail.com までお気軽にご連絡下さい。

小ノ澤 幸穂

小ノ澤 幸穂 Yukiho Onozawa

東京音楽大学付属高等学校を経て、東京音楽大学ピアノ科卒業。在学中、板橋区クラシックオーディション合格。第5回ヤングアーチストピアノコンクール奨励賞受賞。第30回国際芸術連盟新人オーディション合格。コンセール・ヴィヴァン新人オーディション合格。2006年、ポーランド国立ショパン音楽大学マスタークラスにてピオトル・パレチニ氏に師事。ディプロマ取得。2010年、及川音楽事務所第17回新人オーディション優秀新人賞受賞。2012年、音楽の友ホールにてソロリサイタル「音の先にあるもの」を開催。2013年より東京大学大学院情報学環・作曲指揮研究室にて演奏助手を務め、ドイツ・バイロイト祝祭劇場での音響収録や、初演作品や現代音楽の演奏に携わる。

現在、ソロリサイタルの他、アンサンブルでの活動も多く、声楽家・ヴァイオリニストなど多数のアーティストに招聘され共演、CD録音やリサイタルでの伴奏を務める他、オペラ公演ではオケ中ピアニストとして携わるなど活動は多岐に渡る。また近年、クラシック音楽を身近に広めることを目的に、トークコンサートをプロデュース。

これまでに、佐川草子、大野真嗣各氏に師事。日本クラシック音楽コンクール審査員。板橋区演奏家協会会員。及川音楽事務所所属。東京大学大学院情報学環作曲指揮研究室演奏助手。

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  yukiho.onozawa@gmail.com

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