Welcome to my blog

ピアニストな日々。

ARTICLE PAGE

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

古典の難しさ

昨日、神保町なにわでのトークコンサート、無事終演致しました。
今回のプログラムは、自分にとって挑戦でした。

・ バッハ 平均律プレリュードとフーガ 第1巻より ハ長調、ハ短調、ニ長調
                        第2巻より イ長調

・ モーツァルト ソナタ k,545  ソナタ k.310   トルコマーチ

・ ベートーヴェン ソナタ 「悲愴」より第2、第3楽章
            ソナタ 「月光」全楽章


オール古典プログラムです


まるで、音大や音高での試験課題のような選曲をしました。
自分に課するために^^;

   10425860_877761982236846_8453496999672997767_n.jpg
   開場ギリギリまで粘り練習

音高・音大現役の頃、まったく楽しめて弾くことの出来なかった、バッハの平均律。
平均律といえば、課題曲、採点されるための材料。
ピアノを本格的に学ぶ者にとって、絶対に避けて通れない、学んだ者こそがわかる難しさ。


それを、今になって、本当に楽しんで弾けるようになりました。
やっと本当に作品に向き合うことができました。
バッハの素晴らしさを、頭ではなく、心で感じることができたことに、喜びを覚えました。


モーツァルトは、やはり、これもまた難しい。
単純に、音数が少ないので、一般的には簡単に思われがちですが、
プロフェッショナルレベルなピアノ学習者、ピアニスト・・・
口を揃えて「モーツァルト、難しい」となります。

音数が少ない、イコール、その1音1音が、単純に目立ちます。
その1音の表情、要するに音色、少しでも誤差が出ると、粒が揃わなくなる。
音の重なりや連なりで聴かせる音楽ではなく、その「1音」で聴かせる音楽です。

非常にシンプル
だから、難しい

このようなことは、古典の作品の特徴です。

ベートーヴェン後期を経て、ショパンやリストなどのロマン派という時代に入り、
音の重なり、連なり、混合で響きを作っていく音楽に変化していきます。
それはそれで、また違った難しさがあるのですが、古典の難しさは皆体感している所です。

    10393675_877761998903511_9049909460982761106_n.jpg
    本番中の姿、最前列のお客様が撮って下さいました。

プログラムを定めてから、約3カ月という短い期間でしたが、
私にとってとても重要な意味のある練習期間であったと思います。
これからも日々精進致します。
聴きにいらして頂いた皆様に、感謝いたします。
ありがとうございました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。