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ピアニストな日々。

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上手く弾くことより大切なこと

数年前より、東京大学の作曲指揮研究室・・・という、大変珍しい研究室で、
演奏助手を務めさせて頂いています。

現役の東大生の皆さんだけでなく、様々な大学の学生さん、
また、同じく演奏助手のソプラノ歌手さんや、芸大の弦楽四重奏の皆さんとご一緒する機会もあり、
毎度新鮮な時間を過ごしています。

先日、ゼミ合宿が行われ、特別ゲストとして作曲家の 新実徳英先生 をお迎えしました。

先生が教室に到着すると同時に、学生さんと共に、新実先生がお書きになった合唱曲を演奏しお出迎え。
そして、先生の作曲に強い影響を与えたラヴェルの作品を、芸大生が演奏しました。
私も、新実先生のピアノ作品「かみさまのいろいろ」から数曲演奏。


先生の講義でのお話は、愛情に溢れていて大変に素晴らしく、

上手く弾くことだけに一生懸命になって、大切なものを見失っている
(見失っていることに気付いていない)
10代20代の若き音大生たちに聞いてもらいたい!と、強く強く思いました。


講義ではいくつかのキーワードがありました。


波動 共振 感動 一音成仏 宇宙 螺旋


ある旋律を聴いて、感動する人がいたら、
それは、音楽と自分自身の間に起こる波動が *~共振 ~* したということ。


それを感知できた、「あなたが素晴らしい!」ということ。


以下、先生がお書きになった著書より、抜粋します。
私も常日頃、先生と同じようなことを思っており、新鮮なお話というより、とっても安心し、思わず涙が出そうでした。

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音楽はあくまでも人の営みであり、技術や方法論なしには一歩も進むことができないが、
それを超えたところで、あるいはそれ以前の問題として

音=色彩=意味について考えてみなければならない。

それが音楽を根本的に捉え直すことに真っすぐ繋がっている と私は思う。

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ある音楽を 「理解する」 というとき、
それはその素材や構造などの全体像を把握して理解するというのではなく、
じつは そのすべてを直感する、 そして 「愛する」 ということ。


より深くその存在の奥へと分け入っていく、その手掛かりは・・・
つまるところ 「愛」 なのである。

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