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ピアニストな日々。

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コンチェルトで学んだこと

      

22日(日)、東京大学安田講堂にて、ピアノコンチェルトを演奏してきました!リサイタルの翌日でしたので多少ボーッとしつつ、早朝8時に現場に到着(*_*)今回のイベントは中高生向けの「ひらめきときめきサイエンス」。そして、演奏録音でした。安田講堂にはピアノがありませんので、あらゆるピアノを知り尽くしたスペシャリスト、調律師名取孝浩さんに選定・搬入して頂きました。コンサートホールではない場所には楽器の搬入ルートは無く、階段もあります。今回は名取さんを先頭に、東大生の皆さんが助けてくれました!皆さん本当にありがとうございました!!

     

今回ステージ上はオケの皆さんでいっぱいですので、残念ですがピアノは下に。アンサンブルが難しいかもしれないなと少々身構えました。しかもピアノはベーゼンドルファーです。いざ弾いてみると、まあ素晴らしい!不安は一気に吹っ飛びました。30分ほど試弾させて頂き、モーツァルトやシューベルト、ショパンを弾き、ピアノさんと仲良くなれるようにゆっくりと語りかけました。優しく触れるように・・・しかし音に芯は欲しいですので、あまり撫でるようなタッチという訳にもいきませんね。手の中に音を集めるようにて・・・。それにしても名取さん、本当に弾きやすく仕上げて下さっていることがよくわかりました。お陰様で、まろやかに優しく漂う木の音を堪能。真珠のようにポロポロと音が躍るんです。このピアノでリサイタルしたい!!と夢中でした(笑

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今回のイベントの主催者であられるマエストロ、伊東乾先生。早朝8時から夜の22時という長い1日にもかかわらず、何から何までパワフルにこなされるバイタリティとタフさにはいつもびっくりさせられます(*_*)今回も溢れるパワーを頂きました!やはり指揮者さんという存在が持つ、圧倒的な「熱感」というものはとっても不思議ですね。今回、コンチェルトのソリストという大役を与えて下さったことに、心より感謝いたします。本当にありがとうございます。

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そして、芸大&東大オーケストラの皆様。皆さんにとっては朝からのイベントに続き、夜の録音。緊張の続く中、最後まで真摯に演奏に向き合う姿、熱の入った演奏に深く感動しました。ご一緒できたことを、心より感謝致します。またご一緒させて頂きたいです!個人的には、コンチェルトのソリストとは「全体の音に耳を澄まし、冷静に柔軟にその一瞬に対応する、時に自分のやりたいような流れに持っていく、時にオーケストラの流れに融合する、それらすべてに愛を持って対応、表現する」これが要だと学びました。とっても幸せな経験をさせて頂きました。サポートして下さった東大生の皆さん。コジマ録音の皆様。関わっていらした全ての皆様。当初は自分の演奏のあれこれを気にしていましたが、最終的には自分の存在も忘れ、おひとりおひとりの存在が愛おしくてしょうがないような心境になっていました(T-T)とっても不思議な感覚。。

      

さて、演奏動画をアップします!時間が押しました関係で、録音はまさかの1テイク(笑)リハで2回ほど合わせましたが。しかも収録は21時でしたので疲れのピークで夢遊病状態です。その辺りを御考慮頂き、優しいお気持ちでお聴き下さい!!